ミセスグリーンアップルの新曲「コロンブス」が差別的表現だと炎上してしまい、公開が停止されました。
今回のコロンブスの炎上は主にMVが原因のようです。
ミセスグリーンアップルのコロンブスのMV監督は誰だったのか?
また、炎上した原因はなぜなのか、調査しました!
ミセスのコロンブス MV監督は大森元貴
ミセス昔ファンだったから最初から批判的な見方ではないけど、コロンブスのMV、元貴くんが発案してる感じっぽくないか、プランニングディレクターって。そしてそこが無知で無邪気なだけだったとしても、制作陣がきちんと考証すべきだった…。 pic.twitter.com/FMEDdpcPv9
— kiiiko (@abcinema26) June 13, 2024
今回のミセスグリーンアップルのコロンブス炎上は、主にMVの表現に問題があったようです。
このMVの監督は誰なのか?というと
・過去の作品:殺人事件のドキュメンタリー
ミセス コロンブス 制作元
今回のミセスグリーンアップルのコロンブスのMVですが、当然大森元貴さん個人の作品ではありません。
所属事務所や所属レーベルの元製作しています。
本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGA で制作いたしましたが、
歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。ミセスグリーンアップル公式サイトより
ほかの方もコメントしていますが、MVの製作途中や公開までに多くの方がこのMVを目にしているはずです。
人種差別的要素を感じずに公開まで進行してしまったのは残念な結果であったと思います。
ミセスのコロンブス なぜ炎上?
ミセスグリーンアップルのコロンブスはMVをきっかけに炎上してしまいました。
この、コロンブスのMVのどこに問題があったのでしょうか?
炎上した理由をあげてみました!
MVのストーリーはこちらです
MVでは、孤島にある一軒家にミセスのメンバーが降り立ちます。
そして、家の中には食事をしてる類人猿が暮らしてて、類人猿と交流し、ミセスのメンバーが帰って行くと言う内容です。
炎上理由1:タイトルがコロンブス
ミセスのコロンブスが炎上してしまった理由の一つとして、タイトルが「コロンブス」だったことが挙げられます。
コロンブスは新大陸を発見した勇敢な探検家という側面だけではなく、強奪と虐殺を繰り返した「悪逆提督」とも言われているからです。
このコロンブスを曲のタイトルにしたのも炎上の理由の一つと考えられます。
先住民らは一行を歓待したが、それに対してコロンブスは略奪と虐殺という最悪の形で応えた。
(中略)先住民から強奪した金や宝石などを持って帰国したコロンブスは、契約に従ってその10分の1を獲得。さらに、陸地発見の報奨金まで手にした。そして調査報告とともに次回の航海目標として「ありったけの金と奴隷を連れて帰る」と言ったという。
1493年9月、2回目の航海に出たコロンブスは再びドミニカ島と名付けた島に到着した。そこからは筆舌に尽くしがたい悪行を重ねることになる。黄金に執着していた彼は、装甲兵や騎兵隊、軍用犬からなる軍団を率いて先住民が暮らす土地を蹂躙し、略奪、虐殺、強姦、放火など悪逆非道な行動を繰り返したので。そして、抵抗する先住民たちを奴隷として大勢スペインに連れ帰った。
炎上理由2:先住民を猿のように表現している
ミセスのコロンブスが炎上してしまった理由の一つとして、類人猿が登場することです。
この類人猿は意図せずともコロンブスが奴隷とした「先住民」をイメージしてしまい、炎上する一つの理由になったと考えられます。
炎上理由3:猿に人力車を引かせている
MVでは類人猿に馬車を轢かせるシーンがあります。
乗車しているのが西洋人で、先住民である類人猿を奴隷として労働を強要し、馬車を轢かせるイメージに捉えられた可能性があります。
炎上理由4:人力車を引いているのが黒い猿である
上記のように、強制労働させられる奴隷のイメージがさらに黒い猿であることが、人種差別を示唆するように写ってしまった可能性もあります。
炎上理由5:猿にピアノを教えている
MVには類人猿にピアノを教えるシーンがあります。
こちらも、猿は無知な先住民で、文明の進んでいる西洋人が文明を指導している、という印象を持たれた可能性もありますね。
炎上理由6:猿に乗馬を教えている
MV中には馬の乗り方を指導する場面もあります。
はじめに猿が馬にのっていますが、若井滉斗さんが「こんな乗り方ではダメ」とでも言う風に馬から降りるように手で払うしぐさをします。
これに猿は馬から降りて、次に若井滉斗さんが馬に乗り、こんな風に乗るのだと指導しています。
猿が先住民だと思ってみると印象がよくないとのことで炎上してしまったようです。
炎上理由7:猿が仲間の死を悼むシーンをコロンブスが鑑賞している
MV中では、猿が仲間の死を悼んでいる映像を、みんなで視聴しているシーンが映ります。
このシーンに関して、「どんな意図を表現しているのか?」というネガティブな意見がみられました。
特定のシーンを意図したのでは?といった意見も。
炎上理由8:メインキャラがヨーロッパ中心主義に見える
ミセスグリーンアップルのメンバーが扮しているのが、コロンブス・ナポレオン・ベートーベンという西洋の偉人たちです。
さらに、彼らが類人猿たちに文化を教える姿から「植民地支配」や「西洋中心主義」を表現していると捉えられた可能性もあります。
炎上理由9:コロンブスを英雄化する歌詞
ミセスのコロンブスの歌詞の中にはコロンブスを英雄化している捉えられるフレーズだったり、コカコーラコラボのためコーライメージのフレーズが含まれています。
・偉大な大発見
・炭酸の創造
そもそも、本社がアメリカにあるコカコーラとのタイアップでコロンブスはどうなのか?という意見もありますね。
歌詞もダメだよ
コロンブスはアメリカ先住民を虐殺、強姦、略奪したんだよ#ミセス#コロンブス https://t.co/apQTnxsOJP pic.twitter.com/AynICIN0bc— らっく (@adh_oz) June 13, 2024
炎上理由10:コカコーラとのタイアップである
このコロンブスはコカコーラとのタイアップ曲でした。
本社がアメリカにあるコカコーラとの曲で「コロンブス」というタイトルに歌詞が炎上理由の一つとも考えられます。
炎上理由11:公開まで至っている
これまで取り上げてきたような様々な懸念点があったにもかかわらず、6月12日にMVが公開されました。
公開までのチェック機能はどうなっているのか?
製作陣うあスポンサー陣は、この内容を良しとしていたのか、といった点も炎上の要因かもしれません。
炎上理由12:監督が大森元貴である
本社がアメリカにあるおっかコーラとのタイアップ曲でコロンブスというタイトル、さらにこのMVの演出ということで、誰が作ったんだ!?
と話題になっていますね。
冒頭で触れたように、ミセスグリーンアップルのボーカルである大森元貴さんが関わっていたということも炎上した要因の一つかもしれません。
SNSの反応
上記にあげたような否定的なコメントもありますが、ミセスグリーンアップルを擁護するコメントもたくさんありました。
コロンブスの歌詞はコロンブスのことを歌ってるんじゃない、大森元貴のことを歌ってるの。たくさんの人たちの心を助けてくれた優しい人なの、とーっても繊細な27歳の男の人なの。大森元貴一人の責任にしないで。コカコーラにピッタリなこの曲を無かったことにしないで#コロンブス大好き #ミセス大好き
— ぺこ🍏1/25🕊️🔰🙇♀️ (@yuumama5656) June 13, 2024
ミセスの新曲『コロンブス』のMV(コカコーラのプロモ)は、「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」という想像の物語を描くもの
世界史界隈の識者によるとこの曲はアウトみたいだけど。空想の出会いだから…何でも歴史に結びつけるのも違うのでは?とも……https://t.co/svhDF2C5sC— zero world (@zero_world1) June 13, 2024
私たちは知ってるよ。私たちをいつも楽曲で一生懸命に応援してくれるミセスが楽曲で誰かを傷つけようとするわけがない。状況が落ち着いてからでもいいからコロンブス歌って欲しい。聴きたいよ。#コロンブス大好き#ミセス大好き
— iwa ka (@5681preKa) June 13, 2024
ちょっと長くなります!!!
ミセスの『コロンブス』のMVを観ました!!!
全く問題ありません!!曲調も夏らしく素敵です!!MVも楽しそうです!!さて、ネットでは何が騒がれてるのかと言うと。
コロンブスという人物
▶︎探検家、航海者
の反面、もう一つの顔が
▶︎侵略者、奴隷商人… pic.twitter.com/vdDbq3FJ6L— 裏じょかたん公式(りょうくん) (@Ryo_KabukiJOKER) June 13, 2024
まとめ
今回のミセスグリーンアップルのコロンブスにはいろんな意見がありますが、炎上してしまった結果動画などが非公開となってしまったのは残念なことですね。
炎上のきっかけとなったMVは誰が監督したのか、炎上した理由はなんなのかをまとめました。
今後のミセスグリーンアップルも、コロンブスについてもどうなるのかみていきたいと思います。
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