ヒョウモンダコに噛まれたら?2022年磯遊びシーズンの注意点

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熱くなってきたり長期休暇が近くなってきたりすると、家族で海へ出かけたくなりますよね。

海に行く時に注意してほしいのが身近にいる危険生物です。

ヒョウモンダコはその危険生物に含まれますが、地球温暖化によって日本各地の海でも目撃情報が増えてきています。

毒性が強いので、見つけても触ってはいけません。

避けるためにも、ヒョウモンダコってどんなタコ?

他のタコとの見分け方は?もし噛まれてしまったら?

などを調べました!

ヒョウモンダコってどんなタコ?

ヒョウモンダコは比較的暖かい海に生息しているタコです。

全長10cm、頭の大きさが3cmほどの小さなタコです。

青いリング状の警告色が特徴で、ヒョウ柄のようなのでヒョウモンダコと言うそうです。

見た目は小さくて可愛いのですが、猛毒の持ち主なので気をつけて下さいね!

ヒョウモンダコの生息地はどこ?

ヒョウモンダコは、日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域のような暖かい海に生息しています。

浅い海の岩場、サンゴ礁などの身を隠しやすい場所はもちろんですが、砂や小石混じりの海底にも生息しています。

日本で言うと、小笠原諸島や南西諸島で生息しているそうですが、最近は地球温暖化による海水温上昇の影響で、神奈川県や千葉県の海でも目撃情報があるそうです。

浅瀬での発見事例もあるようなので、見つけても絶対に触らないようにしてください。

砂場にもいる可能性があるとのことなので、岩場ではなく砂場であっても、海中に素足でいるのは危険ですね。

ヒョウモンダコの毒ってどんな毒?

ヒョウモンダコの毒は、フグ毒で知られる「テトロドトキシン」です。

青酸カリの850〜1000倍の威力を持つと言われており、成人でも1〜2mgが致死量となるそうです。

もしヒョウモンダコに噛まれてしまったら、呼吸困難や心停止の恐れがあります。

死亡例もあるようなので気をつけて欲しいと思います。

ヒョウモンダコ豆知識。天敵情報も。

普段はこのテトロドトキシンの毒を使って捕食しています。

主に甲殻類を好んで食べるようですが、捕まえられれば魚も食べるそうです。

甲殻類の中には「テトロドトキシン」が効かない種類もいるようですが、その場合は「ハパロトキシン」と言う毒で対処するそう…

猛毒使いのタコちゃんですね!

ちなみに天敵はコウイカ何だとか!

コウイカはヒョウモンダコの毒が効かないので、コウイカにヒョウモンダコが食べられちゃうそうです!!

ヒョウモンダコの見分け方とは?

通常時は普通のタコと何ら変わりない姿形なのですが、身の危険を感じると警告色として青いリング状の柄が浮かび上がります。

この状態になって初めて「ヒョウモンダコだ!」と確信が持てると言うことなので、磯遊びでタコを見つけても素手で直接触るのは避けましょう。

ヒョウモンダコに噛まれたら?

ヒョウモンダコに噛まれてしまったら、以下の手順で応急処置をして下さい。

  1. 傷口から毒を吸い出す
  2. 患部と心臓の間を圧迫。毒が全身に回らないようにする
  3. 安静にして病院へ運ぶ

1番の「傷口から毒を吸い出す」時には口で吸い取ってはいけません!

吸い出した方が毒に侵されてしまう可能性があります。

ポイズンリムーバーなどの応急処置アイテムを持参するようにしましょう!

 

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吸い口のサイズが最大で22mm〜最小で4mなど5種類のカップと、本体が全てまとめて入るポーチ付き。

お出かけに最適なアイテムです!

 

まとめ

ヒョウモンダコの見分け方や危険性、噛まれてしまった時の対処法などについてご理解いただけましたでしょうか?

せっかく海で遊ぶなら、安全に遊びたいですね。

2021年2月の時点で、福井県の海でも目撃情報があったそうです。

日本海側で、しかも冬の海での発見でとても驚かれていました。

そのため、未だ発見されていないだけで、日本列島のかなり北の方まで北上してきている可能性もありますので、十分に注意しながら遊びましょう!

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