NHKの前田会長による強引な改革によって、NHK職員の若手や中堅職員が次々と退局しているとのニュースがありました。
改革の中には「紅白歌合戦」の打ち切りの可能性も含まれているとか!
NHKの社員にも複雑な思いを抱かせている前田晃伸会長ですが、どんな評判でどんな経歴の持ち主なのでしょうか?
前田晃伸会長の評判とは?
今回の騒動を調べてみると、職員方の意見だけでなく会長や幹部の方々のご意見を双方聞いてみたい!と思う内容でした。
まずは、Twitterでの前田伸晃会長の評判を集めてみました!
NHK会長の前田晃伸
出身のみずほフィナンシャルグループと同様
NHKをガタガタのボロボロ放送局にする気かな?「『紅白』も打ち切りになる方向」NHK職員が前田会長の“強引な改革”に猛反発〈若手・中堅職員が次々と退局〉(文春オンライン)
— アシスト🍜🇺🇦 (@byassist) May 9, 2022
職員の訴えを全文読んだけど稚拙な感じ。もっと具体的に言わないと。でも、そもそも前田晃伸って方、みずほで経営能力がないことが実証済みなのに、政権の犬として会長に据えた人事はどーかと思うよ。
— Yui 🇺🇦 (@Yuinotsubuyaki) May 10, 2022
前田晃伸は 自分にもメリットのある政府の広報放送局に仕立て上げることしか興味はないのだろうね
人々の痛みや辛さを「良質なコンテンツ提供」で安らいでもらおうという発想は無いだろう。あれば、あの中小起業潰しはやるはずもない
— 日比光則 (@m_hibi) May 10, 2022
NHK、前田晃伸会長?
みずほ銀行での役割を考えたら、
彼の断行しようとしてることが、
正しいとは感じ難いが…。 #打ちきり— oscar_morton (@oscar_morton) May 10, 2022

今回の記事をきっかけに飛び交っている意見の中では、前田晃伸会長の経営手腕への不安があるようです。
NHK内の改革で生じた社員との歪みも、前田輝信会長への批判となってしまっていますね。
でも職員側からの意見だけだと公平でないというか、組織のトップの改革に適応できない為の不満だったり、なんてことは多いのかなと思ってしまいます。
(改革の方向性の良し悪しは私にはわかりませんが。)
会長就任時の記事について
一方、2020年1月25日、第23代日本放送協会会長に就任した当時の記事では、前田晃伸会長の担当領域に関して以下のような記事がありました。
担当領域として前田会長はグループ経営改革統括、正籬副会長は放送統括などのほか人事制度改革統括と明記された。このことから、関連企業・団体の再編と人事制度のあり方に切り込んでいくことがうかがえる。前田会長は放送内容については正籬副会長に任せ、自らはみずほフィナンシャルグループ社長時代の経験を生かし関連事業の改革に注力していく構えと見られる。
出典:RONZAより
今回の記事には、「長寿番組の打ち切りに対して職員が不定期的にも放送したい!との意向が会長に受け入れられなかった」との内容がありましたが、打ち切りの意向は会長が強引に推進しているのは果たして本当なのでしょうか?
「放送内容については正籬副会長に任せ」とありますので、長寿番組の打ち切りや紅白歌合戦に関する情報は前田晃伸会長の一存ではないのではないでしょうか?
他の辞めていってしまった職員からの不満の内容は把握していませんが、前田伸晃会長が推し進める組織改革に対する不満なのかもしれない、と感じました。
最初は会長就任に消極的だった
会長に内定した2019年12月の段階では「何で俺なんだ」と言っていたそうです。
その後はしっかりやる気を見せるようになったとのこと。
- 縦割りの是正
- 若手登用
- 年功序列の廃止
- 一律的な全国異動の見直し
- 360度評価の導入
この方向性がどの程度実現されているのかは見えてきませんが、これらの内容は今っぽいというか、古い体制の是正という印象に見えるのですがいかがでしょうか?
前田晃伸会長の経歴とは?
前田伸晃会長の性格は
- 他人から指示されるのを嫌う
- はっきりした物言いで自分で決断するタイプ
- 報告のための会議に否定的
「紙に書いたことをそのまま報告する部下には帰るよう促した」というエピソードもあるそう。
- 1957年 – 中津市立南部小学校卒業
- 1960年 – 中津市立城南中学校卒業
- 1963年 – 大分県立中津南高等学校卒業
- 1968年 – 東京大学法学部第1類(私法コース)卒業
- 1968年 – 富士銀行入行
- 1992年 – 同資本市場部長
- 1995年 – 同取締役融資企画部長
- 1999年 – 同常務取締役
- 2000年9月29日 – みずほホールディングス設立
- 2001年6月 – 富士銀行副頭取
- 2002年4月1日 – みずほホールディングス代表取締役社長
- 2003年1月 – みずほフィナンシャルグループ設立。社長
- 2005年4月 – 全国銀行協会会長
- 2009年4月 – みずほフィナンシャルグループ取締役会長
- 2010年4月 – 同特別顧問
- 2011年2月22日 – 国家公安委員会委員に就任
- 2011年6月 – 特別顧問を退任
- 2012年6月 – 肥後銀行監査役
- 2016年2月 – 国家公安委員を退任
- 2019年12月9日 – NHK第23代会長に任命することを決定
- 2020年1月25日 – NHK会長に就任
みずほ銀行時代にはシステム移行に関するシステムトラブルなどで問題となり、経営手腕への指摘が入っていたようですが、その後の株価上昇が続いたことなどから経営手腕は優秀であるとうい評価となっているそうです。
まとめ
前田晃伸会長の評判は、表面上は不評が多い印象でした。
個人的には、今回の記事やみずほ銀行時代のシステム移行時のトラブルに印象に引っ張られているのでは?
という印象でした。
会社の経営は、幹部側からの視点と社員側からの視点では異なりますので両者の意見が必要だと感じました。
また、前田晃伸会長は来季の会長就任は否定していますが、数年後NHKの好評価となった際には前田晃伸会長の評価は上がるのでしょうか?
考えさせられる記事だったなと思います。
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